株式会社カタリスと資本業務提携を締結

この度、当社株式会社カタリス (Catalys Inc.) は、株式会社クイーン・アンド・カンパニー(本社:⻘森県⼗和⽥市、代表取締役:アレックス・クイーン、以下「クイーン社」)と資本業務提携契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。本提携により、カタリスの戦略コンサルティング⼒と、クイーン社が10年にわたり構築してきた⽣成AI搭載・多⾔語コンテンツ管理プラットフォーム「HonyakuOS」を掛け合わせ、⽇本企業の海外展開における多⾔語コミュニケーションの品質向上・業務効率化・ブランドメッセージの⼀貫性確保を⼀気通貫で⽀援してまいります。
株式会社カタリスと資本業務提携を締結

■ 背景・目的

少⼦⾼齢化による国内市場の縮⼩を背景に、海外展開を成⻑戦略の柱に据える⽇本企業は年々増加しています。しかし、グローバル市場に踏み出すには事業戦略の策定だけでなく、現地の顧客・パートナーに「正確に、かつ⾃社のブランドを損なわずに伝える」多⾔語コミュニケーション基盤の整備が不可⽋です。

実際には、多くの⽇本企業が中期経営計画でグローバル展開を掲げながらも、多⾔語コンテンツの品質管理に課題を抱えています。翻訳のたびにゼロからやり直す⾮効率、担当者の異動や退職で失われる⽤語やコンテキスト、トーンの知⾒、ブランドメッセージの⼀貫性が保てないリスク。こうした課題が、海外市場でのマーケティング品質と競争⼒を損なっています。

クイーン社は、この課題に10年にわたり取り組んできました。クラウド型翻訳プラットフォーム「Honyaku Cloud」を業界に先駆けて開発し、翻訳情報のクラウド集約と⼀元管理を実現。以来、上場企業・⼤規模組織を含む幅広い業種・地域のクライアントに対して、翻訳を超えた多⾔語ナレッジシステムの構築を⽀援し、サービスの進化を重ねてきました。

カタリスは、外資系トップ戦略ファーム出⾝者が設⽴した戦略コンサルティングファームです。海外進出戦略、M&A実⾏⽀援、マーケティング戦略等を通じ、⽇本企業のグローバル成⻑を戦略構想から実⾏まで⼀貫して⽀援しています。こうした現場で、多⾔語コンテンツの管理・活⽤が⽇本企業のグローバル展開における最⼤のボトルネックの⼀つであることを実感してきました。

同じ課題を異なる⾓度から認識してきた両社が連携することで、戦略⽴案から多⾔語コンテンツの管理・品質向上まで、⼀気通貫の⽀援が実現します。

■ 弊社について

弊社は、⾔語とテクノロジーの融合により「翻訳のその先」を実現する、企業向け多⾔語コンテンツ管理プラットフォーム企業です。2016年の創業以来、翻訳・通訳・コピーライティングを基盤としつつ、⾔語サービスの在り⽅そのものを再定義し続けてきました。国内(東京・⻘森)および英国ロンドンに拠点を構え、グローバルな事業体制を有しています。

業界に先駆けて開発したクラウド型翻訳プラットフォーム「Honyaku Cloud」は、その後、東京都内の有⼒私⽴⼤学における多⾔語情報管理研究の知⾒をもとに、次世代プラットフォーム「HonyakuOS」へと進化しました。

HonyakuOSは、単なる機械翻訳ツールとは根本的に異なる、多⾔語コンテンツ管理・⾔語資産管理プラットフォームです。企業のMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)、製品情報、ブランドガイドライン、規制要件等の情報を正確に紐付けたうえで、⽣成AIと⼈間の翻訳者が協働(Human-in-the-Loop)。翻訳結果はナレッジとして蓄積・再利⽤される仕組みにより、使い続けるほど品質は向上し、コストは低減し、ブランドの⼀貫性が⾃然と維持されます。

さらに、すべてのプロセスがトレーサブル(誰が・いつ・何を承認・発信したかを記録)であるため、特定の個⼈に依存しない透明性の⾼い運⽤が実現します。担当者が変わっても知⾒が失われることはありません。翻訳メモリ、⽤語集、スタイルガイドをはじめとする⾔語資産が時間とともに蓄積され、組織のグローバル競争⼒を⽀える基盤となります。

クイーン社は、上場企業をはじめ、製造業、テクノロジー、⾦融、教育、⾏政など幅広い業種のクライアントに対し、⽇本・英国・アジアを含む複数の地域でサービスを提供しています。⻘森県⼗和⽥市に本社を置き、地域への貢献と社会的価値の創出を企業理念に掲げています。

■ 提携の概要

① 共同提案・クロスセルによる顧客価値の最⼤化

  • 両社はそれぞれの顧客基盤を活かし、グローバル展開を志す⽇本企業に対して、戦略コンサルティングとHonyakuOSを組み合わせたソリューションを共同で提案してまいります。

② カタリスによるクイーン社への経営⽀援

  • カタリスは、クイーン社に対して事業成⻑戦略、価格戦略、組織設計、ソリューション開発をはじめとする経営コンサルティングを提供し、クイーン社の事業拡⼤を⽀援します。

③ クイーン社によるHonyakuOSのカタリスへの提供

  • クイーン社は、カタリスおよびカタリスのクライアントに対して、HonyakuOSを活⽤した多⾔語コンテンツ管理・ローカライゼーション⽀援を提供し、海外展開におけるマーケティング品質の向上と業務効率化を実現します。

■ 今後の展開

カタリスは本提携を通じて、⽇本企業の海外展開を「戦略策定から多⾔語コンテンツの品質管理まで」⼀気通貫で⽀援するユニークなポジションの確⽴を⽬指します。

クイーン社は、カタリスの戦略コンサルティングネットワークとの連携により、HonyakuOSのさらなる普及と、グローバル展開を志す企業へのナレッジマネジメントの提供拡⼤を加速します。

両社は、⽇本企業のグローバル競争⼒強化と、⽇本社会への価値還元の両⽴を⽬指し、共に事業を成⻑させてまいります。

■ 代表コメント

カタリス代表取締役 阿部友之・田仲晃:

「クイーン社への出資は、私たちにとって大きな意義を持つ一歩です。創業者自らの力で黒字化を実現してきた実行力はもちろん、翻訳・言語サービスという枠を超え、企業のグローバル展開を支える情報基盤へと進化するHonyakuOSの事業的広がりに、大きな可能性を感じています。事業面ではクロスセルによる相互成長の機会を見込んでいますが、それ以上に、代表のアレックスが日本社会への貢献と第二の故郷である青森への恩返しに強い情熱を持ち、事業の根幹に据えているそのあり方に、私たちもまた深く共鳴するところです。戦略とテクノロジーの力で日本企業を世界へ導くー言語の壁を戦略的に乗り越えるクイーン社と私たちの知見を結びつけ、その実現を共に推し進めてまいります。」

クイーン社代表取締役 アレックス・クイーン:

「上場企業のIRをはじめとする情報開示において、誤訳一語が企業評価を左右することがあります。しかし多くの企業では、正確な多言語コミュニケーションに不可欠な「組織の文脈」(用語、トーン、規制表現、ブランドガイドライン等)が属人的に管理され、担当者の異動とともに失われています。HonyakuOSは、この組織的コンテキストを言語資産として蓄積・共有し、使うほど精度とブランドの一貫性が高まる仕組みです。日・米・欧州の異なるビジネス慣習を横断してきた経験と、生成AIだけでは実現できない「組織の文脈をスケールさせる」基盤。その実現を加速するパートナーとして、カタリスを選びました」

■ 会社概要

株式会社カタリスについて:

  • 会社名:株式会社カタリス
  • 本社:〒105-0001 東京都港区虎ノ門1-10-5 KDX虎ノ門一丁目ビル 11F
  • 代表者:代表取締役 阿部友之・田仲晃
  • 事業内容:戦略・経営コンサルティング事業 (成長戦略/企業価値向上、M&A戦略・実行、海外戦略、AI戦略・実装、組織変革 等)、事業承継投資・成長支援事業
  • URL:https://catalys-inc.com/

株式会社クイーン・アンド・カンパニーについて:

  • 会社名:株式会社クイーン・アンド・カンパニー(Queen&Co, Ltd.)
  • 本社:〒034-0011 青森県十和田市稲生町14-54
  • 東京オフィス:東京都台東区蔵前4-36-13 タイルビル5F
  • 代表者:代表取締役 アレックス・クイーン
  • 設立:2016年9月7日
  • 事業内容:言語サービス(翻訳・通訳・コピーライティング)、システム開発、ウェブ制作、業務改善、コミュニティビジネス
  • URL:https://ja.queenand.co/